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ズワイガニとタラバガニどっちが美味しい?味や価格の違いは?

カニにもたくさん種類がありますよね。私はカニといえばもちろんズワイガニなんですけど、「カニといえばタラバガニ!」って方もいると思います。

でもちょっと待ってください!そもそもタラバガニはカニじゃないんです。つまり、「カニといえばズワイガニ!」これが正解なんです!ズワイガニを信じてついてきてよかったー!

さて私的にはすでに満足って感じなんですけど、そうでない方も多いと思いますので、ズワイガニとタラバガニの違いをこのページでしっかりと学んでおきましょう。

生態の違い(生息地など)

冒頭にもすこし書いたとおり、タラバガニはそもそもカニではありません。

じゃあいったい何なのかというと、ヤドカリなんです。そんなバカなと思う方もいらっしゃるでしょうけど、事実です。タラバガニはカニではなくヤドカリだという事実をしっかりと受け止めてください。

タラバガニを漢字で書くと、鱈場蟹になります。鱈(タラ)といえば冬のお鍋の定番ですよね。その鱈が獲れる漁場である鱈場(タラバ)で一緒に獲れる蟹だから鱈場蟹(タラバガニ)なんです。

タラバガニの生息地は日本海、オホーツク海、ベーリング海、北太平洋など、ほとんどズワイガニと同じ海ですが、ズワイガニが200~600m程度の深海にいるのに対して、タラバガニは30~350m程度の水深にいるため、同じ海でも全く別の場所で生きています。ですので一緒に獲れることはありません。

タラバガニもズワイガニも国産は超高級で、流通しているもののほとんどがロシアやアメリカから輸入されたものです。でも輸入品だからとがっかりしないでください。輸入品も信頼できるお店で買えばおいしいので安心です。

 

味の違い

ズワイガニとタラバガニのどちらが好きかはそれぞれの好みによるところも大きいですが、一般的に、単純に味そのものならズワイガニが上という評価だと思いますし、私もそう思います。

ズワイ(細い木の枝の意味)ガニの名前の通り、細身ながら繊細な甘味を強く感じられるズワイガニと、太い脚で食べ応え十分のタラバガニ、それぞれ違った魅力があります。タラバガニは一般にカニミソが食べられないとされるのに比べ、ズワイガニはカニ姿で買えば濃厚なカニミソを楽しむことができるのも大きな魅力でしょう。

カニらしさを感じる繊細な甘みや濃厚なカニ味噌を味わえるズワイガニと、極太の脚でボリュームたっぷりのカニ肉をお腹一杯食べる喜びを満たしてくれるタラバガニ、その両方を一緒に食べたいという罪深い欲求を満たしてくれる食べ比べセットを扱っているお店もあります。

 

価格の違い

ズワイガニとタラバガニは価格にも違いがあります。品質や大きさでもちろん差がありますのではっきりしたことは言い難いんですけど、だいたいの相場はこんな感じです。

  • ズワイガニ1杯:1,000~5,000円
  • タラバガニ1杯:2,000~1万円

1杯あたりの値段ではズワイガニよりもタラバガニのほうが高いですけど、タラバガニのほうが大きいので一杯あたりの価格が高い傾向にあります。

可食部の重さで比べると、ズワイガニのほうが高くなってしまう場合もありますので、たくさん食べたい場合にはタラバガニのほうが結果的に安く上がります。価格的にはタラバガニに軍配が上がりがちです。

 

食用・食べ方の違い

一番の大きな違いはどんなシーンで食べるかですね。上でも書いた通り、大人数で大量に食べるなら、ズワイガニは高級すぎるためにタラバガニを選ぶことになると思います。

逆に、夫婦や家族で特別贅沢をするならやっぱりズワイガニでしょう。

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