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【ランク】ズワイガニの身入り率は4種類!堅/若上/若/脱皮の違い

ズワイガニのランク、気にしたことありますか?

気にしたことのない人にとっては、そもそもランクって何?ってところからだと思うんですけど、ズワイガニのランクは「身入り率」です。

「どのくらい身が詰まっているか、入っているか」の度合いを示すもので、全部で以下4種類に分けられます。

  • 堅蟹
  • 若上蟹
  • 若蟹
  • 脱皮蟹(水蟹)

ズワイガニは脱皮を繰り返して成長していくんですけど、脱皮した直後は殻は柔らかく身もグズグズで、脱皮してから時間が経つほど殻が硬くなり、身もしっかりと詰まったものになります。

堅蟹【身入り率90%以上】

「かたがに」と読みます。

脱皮から長い時間が経って殻は硬くなり、身もしっかりした状態の最高ランク。

殻をむくと身がぎっしり詰まっています。身入り率はなんと90~100%を誇り、まさに最強と言えるでしょう。

最高ランクの高級品ですので、贈答用などに選ばれることが多いです。ネット通販でも堅蟹のみを厳選して扱っている高級志向の優良なお店があります。

 

若上蟹【身入り率80~90%】

「わかじょうがに」と読みます。

こちらも脱皮後に十分な時間が経過しています。

堅蟹まであと一歩の高級ランクで、身入り率は80~90%となかなかのものです。堅蟹にこそ劣るものの、こちらも贈答用として全く違和感ありません。

 

若蟹【身入り率60~80%】

「わかがに」と読みます。

脱皮からある程度の時間が経っている中堅ランクで、身入り率は60~80%です。

贈答用にするには少し気になりますが、自宅で楽しむ分には価格と品質のバランスが取れたランクで、悪いものではありません。

 

脱皮蟹(水蟹)【身入り率50%以下】

「だっぴがに、みずがに」と読みます。

脱皮直後のやわらか~い状態で、カニランクの最下位です。

脱皮したばかりのためまだ殻は柔らかく、同じように身もグズグズで、身入り率は50%以下とスカスカの状態です。正直擁護のしようがありません。

身の量が少ないということは、たくさんのカニから集めないと商品になりませんので、茹でてむき身状態で売るなど、加工食品用になります。近所のスーパーなどで安売りされているのは脱皮蟹であることが多いです。

余談ですが、ワタリガニの場合では、脱皮直後のカニは殻ごと食べられるソフトシェルクラブとして珍重されます。アジア料理などでよく出るアレですね。

 

身入りランクの見極め方

甲羅や足の殻にカニビルの卵やフジツボがついているものは、まず堅蟹と思って間違いありません。

しかしネット通販の場合は、実際の商品の写真ではなくイメージ写真ですし、本当に堅蟹かどうかを確認するのは実質不可能です。

したがってとにかく信用できるお店で買うことが大事なのですが、一番はむき身(ポーション)や半むき身(ハーフポーション)を買うことです。

すでに殻をむいた状態で買えば、身入り率の低さでがっかりすることはありませんし、お店側も見るからにしょぼい商品を出すのはリスクでしかありませんので、しっかりした身入りのものを選んで売っています。

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-生ズワイガニ通販の注意点